不動産投資の知識 <用語編>
松戸市不動産コンサルティング 東進住宅は、投資用物件の取り扱いもしています。投資家様が弊社で投資用物件を購入頂いた場合、その物件を弊社で管理・運営させて頂くこともできます。土地建物 及び 中古マンションの販売、投資用物件の仲介、賃貸物件仲介と管理業務を行います。
公示価格
公示価格とは、土地を取引する際に使われる指標のことです。売買時の目安にもなり、相続税や固定資産税の評価、金融機関が担保評価する際にも使われます。公示価格について覚える際には、「路線価」「基準地価」と比較するとわかりやすいです。
実勢価格
実勢価格(じっせいかかく)とは、「実際の取引が成立した価格」のことです。不動産取引における実勢価格は、「過去にいくらで売買されたか?」を意味する。不動産の実勢価格を調べることで、いくらで売れるか(買えるか)の参考指標となります。土地を評価したり価格を表す指標には、「実勢価格」「公示価格」「路線価」「固定資産税評価額」があり、その4つを合わせて「一物四価(いちぶつよんか)」と呼びます。
積算価格
積算価格は、不動産価格を“土地”と“建物”に分け、それらを合わせた評価額のことです。一般に「融資額の評価の際には、利回りよりも積算価格が重視される」といわれています。
路線価
路線価とは、「道路に面する宅地の1m2あたりの価格」です。路線価が使われるのは主に「相続税・贈与税を算出するとき」「固定資産税を算出するとき」で、不動産の売買、相続において非常に重要な指標となります。
一種単価
一種単価とは容積率と土地価格の関係を表す数字のことです。その土地の収益性を具体的な数字で見て推測することができます。不動産投資の収益性の指標として「レンダブル比」もあわせて知っておくべき用語です。
物件概要書
物件概要書とは、物件の概要や契約条件など「物件に関わる詳細な情報」が記載されている資料のことです。購入したい物件が出た場合には、不動産会社(もしくは売主)から物件概要書をもらってチェックします。
賃貸借契約書
「賃貸借契約書」はオーナーと入居者が締結する契約書で、賃貸契約する際には必ず必要である重要な書類です。テンプレート通りではなく、物件ごとの状況に合わせて「特約」を入れたりして、契約書の内容を変える必要があります。
重要事項説明書
重要事項説明書とは、売買契約・貸借契約・委託契約の前に、不動産業者が契約上重要な事項を説明する際に用いられる書類です。契約前に「宅地建物取引士」の資格所有者が、重要事項説明書を交付するとともに、その内容を口頭で説明する必要があります。重要事項説明書の記載と説明の内容が誤っていることもあるため注意が必要です。
買付証明書
買付証明書とは、「購入希望者が、売主に対して不動産を購入する意思を伝えるための文章」のことです。売買金額の調整や交渉、引渡し時期などなどの要件を調整するために用いられるが法的な効力を持たず、買付証明書自体が売買契約にはなりません。
建築確認済証・検査済証
建築確認済証とは、対象物件の建築確認が済んでいることを証明する書類で、検査済証とは、建物の完成後に行われる完了検査に合格すると発行される書類の事です。検査済証がなければリフォーム、融資が難しいケースがあります。
三為業者
三為業者とは、「第三者の為にする契約」を行う不動産業者のことです。利益を出すために「売主から安く購入して」「買主に高く売る」業者もあるため注意が必要です。
サブリース
サブリースとは、不動産会社がオーナーから賃貸物件を一括で借り上げ、入居者に転貸する契約のことです。一定額の家賃が保証され、入退去関連の業務を任せられるメリットがある一方、2018年の女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」のようなトラブルもあり、サブリース業者を選ぶ際は慎重に行う必要があります。
リースバック
リースバックとは、自宅(所有している不動産)を専門の不動産会社に売却し、賃貸借契約を結んでリース料(家賃)を支払うことで、引き続き利用しできるという仕組みです。リバースモーゲージというリースバックと一見似ているようなものもあります。
レントロール
レントロールとは貸借条件の一覧表のことで、「どんな人がどんな条件で入居しているのか」が分かる物件調査の指標の1つです。契約内容や現状の把握が出来るほか、物件の利回りを計算する際にも役立ちます。中にはいい加減なものがあるので、レントロールの正しい見方を身につける必要があります。
イールドギャップ
イールドギャップ(英語:yield gap)とは、金融機関から融資を受けて投資をした場合に「収益が出るかどうか」を簡単に測るための指標です。不動産投資で赤字になり失敗しないためには必ず理解しておくべき用語になります。